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校長ダイアリー
令和2年8月31日~令和2年10月31日

令和2年11月1日から12月31日は→こちら
令和3年1月1日から3月31日は→こちら



2020/10/30(Fri)
バドミントンも楽しい。。。。の?



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 あいかわらずお昼は卓球か、と思って昼休みに体育館をのぞきに行ったら、卓球組の他に、先生一人と子ども3人がバドミントンをしていました。バド・・・・・機動警察パトレイバー・・・・・・・あ、自分の世界に入ってしまいました(o_ _)o
 先生と4年生の男の子は、それなりに打ち合いを続けようという意志が見られていましたが、手前の5年生の女の子と2年生の男の子は、それぞれが羽根を好きなところに思い切り飛ばしたり、床にたたきつけたりと、相手がいようがいまいが関係ないといった様子です。「もっと相手が取りやすいように打とうよ」とか「続けてられるように意識してごらん」と声をかけても、あまり変化はありません。「これでおもしろいと思って遊んでいるんだろうか?」と悩んでしまいましたが、「もしかしたら今まで真面目にやってみたことがなかったのかも」と思いつきました。ちょっとこの場でそれを聞ける雰囲気ではなかったので、次は私もちょっと一緒にはまってみようかなって考えたらわくわくしてしまいました。その前に、私と遊んでくれるかどうか心配ですが。。。。
 とにかく一つのことに夢中になってそれを伸ばしていくこともいいですが、いろいろなことに触れて広く浅く知識を持ったり技術を得たりする中で、自分が本当に楽しめる物、力を伸ばしたいことに出会えるといいですよね。本校にいる間に、うんとたくさんの経験を積んでほしいなと、休み時間の遊びだけじゃなく、常に教育活動全般を見直してくれる先生方がいるのが心強い学校だと感じています。
 この校長ダイアリーも2ヶ月を終え、その間に少しずつHPの内容も充実させてこれたかなと思っています。これからも、子ども達の活動が少しでも多くお伝えできるよう、また、閉校に向けての取組状況がお伝えできるよう考えていきますので、どうかよろしくお願いします。
 次回から校長ダイアリーの更新は、新たなページで行います。お間違いのによう、メニューを確かめてご覧下さい。


2020/10/29(Thu)
どこが変わったかな?



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 一昨日の朝、これまで「使いにくいな、あれ邪魔だな」などと感じていた校長室の模様替えを、公務補さんや教頭先生の力を借りて行いました。4月に最初に校長室に入った日に、真っ先に行ったのもここの模様替えだったな、と思い出しながら。その後、いらない文書綴りや書籍を捨てて、ほとんど空になっていたスチール製の本棚や、カラーボックスを一つ減らし、さらにロッカーに入っていた保存年限を過ぎた文書を整理して空いたスペースに滅多に使わないけれど必要な書籍類を収納し、全てをすぐ自分の手の届くところに配置しなおして、これで作業効率は抜群に上がるはず。いや、すでにかなり使いやすくなりました。
 以前も紹介しましたが、今年から毎朝、各学年の子ども達が校長室に、「けんこうしらべ」に校長の印鑑を押してもらいにやってきます。ここで、「おはようございます」「お願いします」ときちんと挨拶をして、二言三言くだけた感じでお話をします。普段親しげに話はできても、きちんとすべきところはきちんとする。ここが大事だと思うので、この短時間でそれを学んでほしいと思ってのことです。あと、低学年は2年生のTくん、4年生は一人しかいないのでRくん、が毎朝来ることが決まっています。そこで、二人の観察力、注意力を向上させようと、私は校長室のどこかを一箇所二箇所を変えておきます。例えば、すみっコぐらしのマスコットをおく順番を変えたり、カラーボックスに置いているセロテープを置く段を変えたり、などなど。ところが、今朝は、急ぎの用があったため、どこも変えないうちに2年生のTくんが来てしまいました。
 「ごめんね、今日はどこも変えてなかったよ。」と私が謝ったところ、Tくんは一言「それでいいんです!」と大きな声で即答するではありませんか。以前、あえてどこも変えずに「どこか変わってるところがないかと見回して変わってないってことに気付くのも大事なことだよ。」と言っていたのを覚えててくれたようです。なので、彼は今日、見回して思い切り悩んで「どこも変わってない」と言いたかったのでしょう。今日は、Tくんのたった一言で、何か大事なことをたくさん気付かせてもらった気がした朝の一コマでした。


2020/10/28(Wed)
ステージ2



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 今日は、ちょっぴり家を出るのが遅くなったので、日の出に負けてしまいました(泣)。起きるのはいつもと同じ時間だったんですけど、猫が朝ご飯食べる前に珍しく「なでないつもり?」ってお腹見せるものだから。。。
 前にキツネがいた写真を載せましたが、今日は、同じ場所にカラスが一羽たたずんでいた(?)ので一枚写させてもらいました。この前のキツネもそうでしたが、このカラスも人が近づいても物怖じしないカラスでした。そんなのんびりした朝でしたが、今日の北海道は、新型コロナウィルス感染症に対する警戒ステージが1から2に引き上げられました。特に今日から2週間は「集中対策期間」とされています。ステージ2になると、学校では、これまで以上に、3密の回避、換気などの環境面に配慮し、マスクの着用や手洗いなどを行い、ステージ3への移行を避けるための行動が必要となります。体調が悪い場合は、しっかり体を休ませて回復してから登校するなど、これまでもそうしてきたことですが、これまで以上の緊張感を持つ必要があります。本校のみの活動では、3密を避けられないような活動はないのですが、やはりディスタンスに意識を向けさせる必要はあるでしょう。ここ数ヶ月は感染者も見られないこの管内ではありますが、今後の教育活動一つ一つの在り方を考えながら、子ども達の健康管理、教職員の健康管理に努めていきたいと思っています。ご家庭でもご協力よろしくお願い致します。
 11月より、校長ダイアリーは、「R2.11.1~12.31」の別ページといたします。11月に入りましたらメニューを見直してご覧下さい。


2020/10/27(Tue)
元気な子ども達



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 今日は久しぶりに青空が見えました。それでも、日の出寸前の町の様子は、朝霧に包まれて幻想的な雰囲気に。朝霧って読めますか?私は、中学生の頃だったでしょうか。読んでいた小説の中に出てきて、ふりがなが振られていたのを見て「あさぎり」と読めるようになりました。朝霧というのは、朝の霧のことで、秋の季語となっている言葉なんだそうです。そう、ここにも秋が。それでは、霧というのはそもそもなんでしょう。霧というのは、大気中の水蒸気が集まって水滴となって目に見える状態になったものをいいます。と、すぐ解説したくなるのが理科教師の悪いクセですね。
 そんな季節感を無視したような2枚目の写真。半袖の子が3人、そのうち一人は短パン姿です。未だに半袖姿の子どもがいるということは前にも書きましたが、証拠写真は載せていなかったので、今回の写真で証明できますね。決して夏の掲載忘れの写真ではありません。
 実はこの時、子ども達は、まじめにお昼の掃除の反省をしていました。私は、この反対側から歩いてきて、写真を撮って通り過ぎようとしました。子ども達は、順番に一人ずつ今日の掃除の出来具合を述べています。その横を私が通り過ぎようとした時、司会の子が、「先生から」と私の方を見て言うのです。周りを見渡しても他に先生はいません。私に向かって言っているのは明らかなのですが、私は掃除の様子を見ていないのです。そこで咄嗟に「今日はきちんときれいにできましたか?」と尋ねると4人そろって「はい!」という元気な返事。それならば、と「皆さんのおかげで学校がいつもきれいになっています。ありがとう。」と声をかけました。きっと、いたずら心を出して、私が慌てる姿を見たかったのかもしれません。その程度で慌てるほど人生経験は短くありません(笑)。でも、あの場で「先生から」と私に振る咄嗟の思いつきができる子どもには、素直に感心しました。次は、どんなことで楽しませてくれるかな。


2020/10/26(Mon)
雨雲の隙間に見える日の出と遊楽部岳



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 ここのところずっと雨が続いています。今朝も雨模様だったのですが。朝日が出るちょっと前の時間帯、顔をだしそうな朝日の場所と、その朝日に照らされた遊楽部岳の端っこが雲の隙間に見えていたのがきれいに見えて写してみました。きれいなものは誰かと共有したいということで、今回もここで使わせていただきました。最近、この時間帯の写真が多くて見飽きた方や、もっと子どもの姿を紹介してほしいと思っていらっしゃる方も多いと思いますが、我慢しておつき合い下さい。
 今日は、1年生と5年生が朝一番に北檜山小学校へ、心電図検査に行って来ました。それまではふだんどおりだった1年生のMさん。心電図を測る準備が出来た頃には、ガチガチに固まっていたそうです。それはそうですよね。何やら怪しい機械に繋がれるような雰囲気は、初めてだと恐怖心を覚えるでしょう。でも、これで次回からはきっと大丈夫ですね。
 今週末の土曜日そして日曜日、つまり10月31日(土)と11月1日(日)は、町民文化祭の展示の部が開催されます。北檜山区は、例年どおり「ふれあいプラザ」に、本校の子ども達の書写の作品と図工で描いた絵が展示されることになって、今日明日中に校内で展示作品を決めることになってます。お時間がありましたら、ぜひ子ども達の作品をご覧になってきてください。学校の中で見るのとはまた、違った感じに見えることでしょう。また、子ども達自身も、そのような場所に自分の作品が展示されているのを見ると、自信が持てたり、次の機会への意欲へとつながるものです。これもまた、本校の今年度の重点目標、自尊感情を高めることに繋がっていきます。ご協力、よろしくお願いします。


2020/10/23(Fri)
各教室の給食風景



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 たまにはこういう何気ない場面を切り取るのもいいかな、と給食風景を写しに行ってきました。1・2年生の二人は、4年生の教室でいつも3人で食べています。そうじゃないと、4年生はたった一人で寂しい給食になってしまいますものね
 この1~4年の教室に行った際に、4年生の男の子がクイズタイムを披露してくれました。もう一緒に食べる際の係り分担になっているのだそうです。その4年生のRくんは、ホワイトボードにこんな問題を用意しておいてくれました。「スズメの体温は何度でしょう」というものです。みなさんはわかりますか?3択だったのですが、答えは43℃もあるんだそうです。(このクイズの場面も写真に写したのですが、1・2年生が後ろ向きになってしまうので今回は食べてるところでそろえました。Rくん、ごめんなさい)。理科で、こんなことを学んだ記憶はありませんか?「人のタンパク質は、42~3℃になると変成して死にいたる」と。それが当てはまるならば、スズメは生きていけません。スズメは、鳥類でも最も体温が高い生きものなのだそうです。なので、スズメにとって最適な温度が43℃なんだそうです。だから逆に、弱ったスズメを見つけて、かわいそうにと手で包み込んでやると、寒すぎて死んでしまうのだそうです。ちなみに、魚は体温が低いので、釣った魚を逃がす時は手で握るとその部分が火傷状態になってしまい死んでしまうのだそうです。金魚なんか、水槽の水を取り替えるときに、手で触ったりしますよね。決して握らないように触るときでもそっと触れる程度にしてあげましょう。写真を撮りに行って鳥の勉強をさせてもらいました(^^ゞ
 5・6年生は、さすが高学年ですね、隣の教室にいた頃から、静かだなぁと思っていたのですが、黙々と給食を食べていました。私が、「意識しないで普通に食べてるとこ撮らせて」とお願いしたせいかもしれませんが^^


2020/10/22(Thu)
もう雪虫が



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 虫嫌いの方がいらしたら、今日の写真はごめんなさい。
 今朝は寒気が緩んだようですね。車も凍ってなかったし、学校の玄関前の温度計は摂氏10℃を示していました。今日は、午前中に町に出て会議があるため車で出勤しようとドアに近づくと、朝露に濡れたドアの一箇所に白い物がぽつんと張り付いてます。なんだろうと近づくと、雪虫でした。例年は、外に出たときに、ふわふわとたくさんの雪虫が飛んでいる光景に、雪の到来が近づいていることを感じるのですが、こんな出会いは初めてでした。それも1匹だけ、というのはきっと気の早い雪虫だったのでしょうか。昨日は、紅葉の話をしたばかりなのに、もう雪の話ってちょっと季節の移り変わりが早すぎますものね。と、こんなことを書いていても、子どもはまだ半袖に短パンのの子もいるのです。全然寒そうにしてる様子もないので我慢してるわけではなさそうです。私は、といえば、校長室においた足元ヒーターは欠かせません。え?子どもと一緒にするなって?そうですよね。若さとはうらやましいものです。その若さを武器に今は、様々な事にチャレンジして、自分が自信を持てることを見つけてほしいと願っています。人数が多かろうが少なかろうが、子どもには子どもの世界があります。この子どもの世界を大事にしつつ、少しずつ殻をつついて、良い部分はそのまま伸ばし、変えていきたい部分には指導や助言をしていくのが教師の仕事でもあります。私たち、若松小学校の教職員は、本校だからできる教育を、つまり、常に一人一人の子ども達を最大限に生かせる教育を行っています。


2020/10/21(Wed)
南に木星と土星、東に火星



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 私は勝手に、この場所から東に見える木々の向こうから太陽が見え始める時刻を若松の日の出時刻と思っています。先日も書いたばかりですが冬に向かってだんだんと日の出の時刻が遅くなり、今日は若松の日の出よりも早く出勤でき、朝のすがすがしい空気を思い切り胸に。。。。。。。。。。。吸い込んだら寒くて身震いしてしまいました。それもそのはず、今朝は私の赤い車の上を向いた部分が全て真っ白に凍っていたくらいですから。私の車には今年の初霜でした。そして、校舎の裏側、西の方に目を向けると、体育館の向こう側に見える山の木々はもう緑がなくなっていました。今日は朝は快晴だったので冷え込んだんでしょうね。それでも、きれいな青空は、季節に関係なく、気持ちのいいものです。
 そういえば、昨日、私が放課後に趣味で行っているドラム講習が終わったあと(夕方5時半頃です)、ちょうど玄関から出る方角(真南)に二つの明るく見える星がありました。木星と土星です。この学校から見ると、ちょっと高台になっているのでよけいに星が見えやすいのですが、こんなに土星がきれいに見えるのには感激しました。そしてそのまま東の方を見ると、これも一つだけ赤く輝く星が見えます。そうです、火星です。ちょうどこの時刻、他の星が遠慮して顔をださない頃、こんなにもくっきりと三つの惑星が見える環境に、これまでもったいないことしたな、と残念に思いました。もっとしっかり空を眺めていたらよかったな、と。でも、まだ1年半ありますので、これからしっかり目に焼き付けようと思います。講習が終わった子どもを迎えに来たお母さんが言っていました。「天の川もすごくはっきり見えるんですよ」と。天の川をはっきりと認識できる夜空が見える町ってそうそうないですよね。どこかあえて星を見に出かけでもしなければ。ここでは、その場で見ようと思えば見られる土地なのです。子ども達にもこの環境を利用させない手はないですね。まずは、木星と土星と火星を探してみませんか?


2020/10/20(Tue)
きれいな飾りになりました/



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 今日の「学校生活」で紹介した木炭づくりで一緒に炭焼きされた完成品がこれです。学校の玄関前ホール側に、個人個人の作品を並べていますので、どうぞご覧になりにいらしてください。
 「学校生活」でも書いたとおり、今日の木炭づくりは午前中で帰ってくる予定でしたが、思わぬおもてなしにちょっと帰るのが遅くなりました。その件に関して、時間のマネジメントについて書こうと思っていたのですが、ちょっと今日の仕事の時間配分を間違えて、会議に出かける時間が近づいたので中途半端感いっぱいですがこれでおしまいです。申し訳ありません。


2020/10/19(Mon)
見て欲しい物は実は。。。



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 青空の中に細切れの雲がぽつんぽつんと浮かび、正面よりやや左手に遊楽部岳が茶色い山肌を見せる校長室から風景。近景の緑の中に少しずつ紅葉が見え始めた季節。ふと校長室のカレンダーを見ると、まだ4月のまま。ここにカレンダーがあることすら意識していなかったことに今さら気づき、10月迄一月分ずつ切り剥がしていくと、残ったカレンダーはもうわずか3枚。その1枚ももうじき終わりです。今年は季節のうつろいを感じないうちにあっという間に過ぎていった気がします。学校行事の流れがすっかり体に染みついてしまっているのでしょう。子ども達は、今年をどんな思いで終わらせるのだろうか、と気にしつつ、ホールから聞こえる声に誘われて出て行ってみました。
 ホールでは、4年生から6年生の5人が絵を描いていました。私には絵心がないので、子ども達の絵は私が描くよりずっとうまく見えました。それだけ、基本をしっかりと教えてもらってきたのでしょう。ここが少人数の強みですね。一人一人丁寧に指導が行えるため着実に指導されたことが積み重ねられていきます。
 この写真には、もう一つ見て欲しい物が写っています。それは、壁際に置かれた楽器類です。全校器楽曲は、一人一人担当パートが異なるため、一緒に合わせながらというよりも、個人練習で楽譜を覚えるのが先決です。そのため、音楽の時間でも離ればなれでの練習になっているのですが、なぜ、ホールなのか。ディスタンスを保つためならば、音楽室でも確保できます。これは、音楽室ではドラムの練習をしているからです。ドラムを叩かれると自分の音が聞こえなくなるため、他の子ども達はみんなホールや教室に避難して練習しています。また、こうやって出しっぱなしにしておくことで、いつでも時間が空いた時、休み時間でも自由に練習できるようにしています。これも少人数だからこその環境ですね。歌を歌っても楽器を使っても、換気を行っている環境下でディスタンスを保って行える。今のうちにこの環境を目一杯いかした指導を行って、子ども達にも堪能させておきたいところです。


2020/10/16(Fri)
こんなところでもICT



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 今日も5年生の二人は宿泊研修でいないので、給食はホールで子ども達全員集まって食べました。全員と言っても5名なので写真のとおりディスタンスはしっかりとれてます。そんな給食時間ですが、何やらテレビモニターにモザイク模様が映っています。これは、ICTを先生方も子ども達もいつでも使いこなせるようにしようとお願いした日に、子どもが実物投影機にモザイク模様に映し出す機能を見つけたことから、これをクイズに使おうと考えついたもの。いつも7人での生活なのですが、二人がいない寂しさをこれで少しでも解消です。それにしても子どもの発想力はすごいですね。
 話は変わりますが、今日は教職員が私も含めて2名しかいない日だったので、6時間目にはホールで全校書写の授業がありました。授業が終わるぎりぎりまでねばって書いていた1年生のMさん。先に後片付けまで終わらせた2年生のTくんが、さりげなく、Mさんの片付けのお手伝いを始めました。それと同時に、Mさんの口から「あ、ありがとう」という言葉が。習字の道具を片づけ終わると、今度はMさんの机も教室に戻そうと持つと、机の中から勉強道具が2~3落ちてしまいました。それを見て「ありがとう。中にまだ片づけてないの入れてたんだ。」とMさん。全部片付け終わって教室でも「ありがとう」の言葉。決して口先だけでなく、本当に感謝の気持ちがこもったありがとうでした。よけいなことを何も言わず片付けを手伝うTくんの優しさ、すぐに素直に感謝の言葉を口に出せるMさんの優しさ。こんな素敵な光景を目の前に出来てとっても心が温かくなりました。ありがとう、Tくん、Mさん。


2020/10/15(Thu)
5年生が宿泊研修に出発しました



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 先週末は6年生が、そして今日は5年生の二人が、北檜山小学校の5年生と合同で宿泊研修に出発しました。8時45分頃に北檜山小学校の子ども達を乗せた2台のバスがやってきて、本校の二人はそれぞれ別々に乗りました。二人掛けのシートに一人ずつ座るので、バスでの密着した会話ができないのはちょっと寂しいでしょうけれど、これもまたこういう時代に巡り会ったからこその経験として記憶に残ることでしょう。明日、元気な笑顔で帰ってくることを期待しています。
 さて、昨日の夜、本校体育館で、若松小学校閉校事業実行委員会の設立総会が開催されました。若松小学校に思いを馳せる方々に30人弱ですが集まっていただき総会を成立させることができ、今後の方向性も見通しがもてるようになりました。今回案内状を差し上げて都合によりお出でになれなかった方や、今回の出席者の方々に声をかけられた方は、次回それぞれの部に別れて今後の具体的な動きを決める会議にぜひご参加いただけると幸いです。来年11月20日(土)の閉校式やその後の思い出を語る会(仮称)が地域の方々や卒業生の方々、関係者の方々の胸にしっかりと若松小学校の思い出を刻み直せるような会となるようご協力をお願いいたします。


2020/10/14(Wed)
ごみ処理に関する標語・ポスター



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 今日は、業間休みに後期の縦割り班分けの発表があり、それぞれの班毎にめあてを決めて発表していました。たった7人しかいないので、普段から何でも縦割り班で活動しているような物なのですが、あえて二つに分けての活動を行うことで、さらなる協力し合う心や軽い競争心が養われるといいなと思っています。最後の校長からの話で、そのことに触れて話しましたが、加えて、班活動を行う際には、何をすべきか、どうすべきか、これまで学んだ事や経験したことをもとによく考えて行動しようと、今年度の重点教育目標「自尊感情を高め、自ら学び、考え、行動する子どもの育成」の掲示物を指さして意識してもらいました。今の世の中で、社会に出るときにみんなが身に付けているべきことなのだと付け足して。また、その他に、自分が発表する際には、呼ばれた時にきちんと返事をすることを話しました。これは、これまでも何度か話していることですが、やはり完全に身に付くまで、何度でも話していきたいと思っています。コミュニケーションの第一歩が挨拶であり、返事であるからです。
 さて、4年生から6年生までが応募する北部檜山衛生センターが主催する『令和2年度第23回「ごみ処理に関する標語・ポスター』の選考結果が届き、この縦割り班の話し合いの後で伝達式を行いました。その結果、ポスターの部で、4年生のRくんが「組合長賞」をいただくことができました。また、標語の部では、5年生の部でKくんが「海岸に 捨てられたゴミは片づけよう」で入選。6年生の部でTくんが「ゴミ拾い 自然をきれいに 掃除しよう」で入選となりました。また、入選にもれた他の子ども達は、全員が特別賞をいただきました。ここでも、賞状を受け取る前の礼をする際に、私の目をしっかり見ている子を一人ずつ褒めました。できてることはいつでもどんなときでも褒めることが、自尊心を高めることに繋がります。ご家庭でも、子ども達をどんどん褒めてあげて心の成長を促していただけたら幸いです。


2020/10/13(Tue)
朝日を浴びて



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 だんだん日の出の時刻が遅くなることを、目覚ましが鳴った時に感じます。学校に出てくる頃は、晴れているとこんな感動的な光景が。ん?向こうの木の根元あたりに何かいます。よく見るとキツネが何の警戒心も見せずにうろついていました。このキツネ、よく車の出入り口のあたりに寝そべっていますので、車で来校する方はお気を付けください。
 いよいよ明日は閉校実行委員会の設立総会です。これから、閉校に向けて様々な作業がスタートすることになります。たくさんの方のお手伝いをお願いすることになりますが、どうかよろしくお願いいたします。
 子ども達は、今日も全校器楽の練習を少ししていました。すでに楽譜を見ながら最後まで弾けた子もいるようです。全員で音合わせができる日は遠くないかもしれません。その際には、ぜひ動画をご覧下さい。


2020/10/12(Mon)
テレビを観ながら縄跳び?



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 なんだか不真面目な感じを受けるタイトルになりましたが、事実なんです。いや、テレビという言い方がまずいんですね。モニターと言い換えたらかっこよく聞こえるでしょうか。じゃ、何のモニター?ということになりますね。モニターの下の段にはわかりにくいですが、ノートパソコンがおいてあります。子ども達は、縄跳びの新たな技を身に付けるために、また、今練習している飛び方のどこがおかしいのかを確かめるために、正しい飛び方の例をモニターでじっくり見ることで新たに練習に励みます。一昔前だと、本で確認したり、先生が飛んで見せたり。でも、先生だってスローモーションでは飛べないですよね。ICTを用いると、観たい部分をストップモーションで、またはスローモーションで観ることができるところがいいですね。ただ、さっき「一昔前は」、という言い方をしました。実は、一昔前どころか、30年以上前から似たようなことはされていたんです。それは、縄跳びに堪能な方に飛んでもらっているところをビデオで撮し、それを授業で使うというものでした。確かにこれだと、止めたり、戻したり進めたり、スローで映せるかは再生機の性能次第でしたが、できてしまうのです。今の時代は、スマホやタブレットで子どもの飛び方を動画で撮して、その場で再生し振り返って観ることができます。当時も同じことができたんですね。当時は視聴覚教育と呼ばれていたものです。これには、そうとうお金がかかったことも事実ですし、そうそう簡単に準備もできませんでした。今は手持ちのスマホでも出来るのですからいい時代になりました。これは今ではICT教育と呼ばれています。一番の違いは、昔の例では、まず縄跳びに堪能な方を探すところから始めなければなりませんでした。今は、どうでしょう。インターネットに接続さえできるとそれで準備OKです。こうやって教材探しもずいぶん便利になりました。あとはこれらをどう用いるか。それが教師に求められる力となっているのです。
 ちなみにそのインターネットが一般的に普及し始めたのはいつ頃だったのでしょう。これは、Windows95が発売された頃ですから、90年代半ばということになります。ついでにスマホの一般化は、2008年のiPhoneの発売からと考えていいでしょう。今の6年生が生まれた頃だと思えば、そんなに歴史は短いのかって思いますよね。


2020/10/09(Fri)
お化けカボチャ~ハロウィン



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 昨日は、「退職セミナー」というものに参加するため、学校を一日お休みしてました。これは、退職の2年前から参加対象となっているもので、退職に際し、どんな手続きが必要なのか等いろいろ勉強させていただきました。なんだか難しいお話が多く、ふっと現実逃避してしまい、「こんな早口で次から次と知らないことを一方的に話し続けるのは、教師だったら失格だなぁ」とか、「ここはちょっと自分で考える時間持たせないといけないよなぁ」とか、ついつい管理職目線で見てしまうのは職業病ですね。そんな中でもやはり一番考えたのは若松の子供たち。私の退職とともに閉校し、北檜山小学校に通う子ども達、また、来年卒業して統合中学校へ進学する子供たち。そして、今年の卒業生のこと。「退職までもう時間がないんだな」と感じるということは、すなわち閉校までもうそんなに時間がないということ。子供たちに伝えなければならないこと、この子供たちだからこそ一緒にやりたいこと、そして、身に付けさせなければいけないこと。そんなことが頭をよぎっていきました。
 ということで、今日、子供たちには、私が全校の子供たちが本当に心を一つにしなくてはできない、全校器楽曲の楽譜を作って、まずはその完成形の音を聞いてもらいました。6年生は修学旅行でいなかったのですが、一日でも早く取組を始めたかったので、子供たちの使う楽器パートも決めて、自分の音を聞かせてみました。6年生には月曜日に渡します。新しい曲をアレンジする時間がなかったので、他の学校でも取り組んだことのある曲ですが、人数も楽器の編成も変えているので、きっと若松小学校独自の仕上がりとなってくれると信じています。1年生から6年生まで、一人一パートなので、メロディーの子だけじゃなく全員が主役です。個人個人が全体の音を聴きながら、また指揮を見ながら一つの曲に仕上げる。だから心を一つにしないと曲は完成しないのです。去年までの器楽とは大幅に趣の異なった全校器楽。ぜひ発表できる日を楽しみにしていてください。曲名は、「思い出がいっぱい~いとしのエリー」と2曲メドレーにしたものです。
 写真のお化けカボチャは、本校児童の保護者で、お米作りでも田の一角をお借りしたUさんのお宅からいただいたものです。ありがとうございます。最初は、玄関の前にそのままおいてありました。昨日は、台?カゴ?の上に置かれていました。今朝は顔が描いてありました。明日はどこか変わるのかな(笑)
 実はハロウィンときたら、違うこと書きたくてしょうがないのですが。そうそう、「守護神殿」は名盤でしたよね。。。


2020/10/07(Wed)
全ての子供たちがいつでもICT機器の操作が行えるように



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 「学校生活」の様子で紹介したとおり、昨日は、檜山教育局よりS主査が来校し、その中でICTの活用の仕方についても話していただきました。せたな町では、全ての小・中学校のすべての学級に実物投影機が導入されています。また、GIGAスクール構想という政府の戦略により、もう少しで子供たち一人に一台のPCやタブレットが割り当てられることが決まっています。また、大型のモニター等も順次導入されるようです。そんな中で、先生方には、いつでもICTを使った授業ができるように、子供たちが自らICT機器の操作ができるようにお願いはしていましたが、なかなかこの人数での使用法が思い当たらない様子。そこで、今回、S主査に子どもの人数が少ない場合の使用例と、その効果を先生方にお話していただきました。そして、今朝、打ち合わせの時間に「とにかくいつでも使える状態に環境整備をするところから始めましょう」と先生方にお話しました。そうすると、2時間目のあとの休み時間には、「これってこんなこともできるんですって」と言いながら、写真のように、実物投影機のミニ講習会が行われていました。これは私も長く実物投影機を使用する場面を見て、自分でも使っていましたが、気がつかなかった機能です。そして、これを見つけたのが、子供なのだそう。大人より柔軟な子供の考え方に教えられました。低・中学年の教室では、ここまでの時間に、「いつでも使える)用意が完了しました。高学年では、もう早速授業で取り入れたようです(英語の勉強ではすでに使われてはいたのですが)。
 「やろう」と決めたことは、あとに回さずすぐに取りかかる本校の先生方のバイタリティーにはいつも驚かされています。昨日は昨日で、S主査が帰った後、S主査に指摘された点を解消すべく、他の学校から情報収集を行ったり、必要な物を購入したりと動いて、あとは実行するだけと、すっかり準備を整え終わらせた先生方。この学校の子供たちは、本当に恵まれた子供たちだなと思える一場面でした。


2020/10/06(Tue)
雨上がりのグラウンド



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 昨日は午前中に江差まで会議で出かけていたので、帰ってきてからダイアリーを書こうと思ったら、iPhoneの写真がPCと同期してくれなく、夜の会議に出かけるまでに他にもしたい仕事があったので、設定をいじったりネットで調べている時間もなく、アップするのを諦めてしまいました。家で調べてみるとiCloudに保存した写真と同期が取れなくなることはよくあるそうで、早速他のクラウドを使用してみると、今まで以上に快適になってくれました。「ここが不便!」と思うとネットには様々な解決方法が載っているものです。
 昨日から今日の午前中にかけて、ずいぶんと勢いよく雨が降りましたね。水はけの良さを誇る若松小学校のグラウンドも写真のように水がたまっています。一雨毎に秋が遠のき、冬がやってくるといいますが、ここから加速していくのでしょうか。今日は気温が低いという予報だったので、とうとう私も、夏用から秋・冬用スーツへと衣替えしてみました。「これで寒くても安心」と思っていたら、なんと!子供の中には、半袖短パンで来る子供もいるではないですか。寒さに強い子っているんですよね。強がっているわけじゃなく、本当に寒がらない子が。うらやましくなってしまいます。それでも、これからは、夏のような気温とはならないでしょうから、寒くなったときに上に着れるものを一着用意しておいてほしいな、と思います。特に、高学年は、来週後半には修学旅行、再来週後半には宿泊研修が待っています。風邪を引かないように過ごして、想い出をいっぱい作ってきて欲しいですね。


2020/10/02(Fri)
朝日に照らされて



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 もうプールネタは止めようと思っていたのですが。。。
 今朝、6時20分頃、学校に出てくる途中の緩やかないつもの坂で、元のプールのあった土地を見下ろしたら、これまでよりずと遅くなった日の出のせいでまだ低い位置の太陽の光に照らされた跡地がきれいだったので、思わず写真を撮っていました。元はもう一段高かった盛り土を全て削って、プールにつながっていた短い舗装道路の高さに合わせているので、いっぺんに土地が広くなったように感じます。削られた跡が薄茶色に見えるのは、粘土層のせいなのでしょうか。って、この写真の色じゃわかりにくいですね。今度、すっかり工事が終わったら、晴れた日中に写した写真を、プール編の最後として紹介しますね。
 せっかくなので、ちょっと自分の写真の趣味の話を。私は太陽を写すのが好きで、よく雲間の太陽や、太陽が映り込んだ景色をよく撮っています。この写真も、ほんのちょっと左側にある朝日を一緒に写し込みたかったのですが、どうしてもいい場所で写せず断念しました。そんな私が愛用していた10数年連れ添ったカメラは先日完全に故障してしまったので、今はiPhoneだけが頼りです。そのiPhoneも古い機種なので、ここ1~2、ピントが甘くなったように感じます。落としまくりだから仕方ないかな(笑)なのでiPhone12に期待してます。
 さて、今日は、朝から江差に檜山校長会教育研究江差大会に出かけて来ます。9時半開始なので、もうちょっとしたら出かけるので今日の子供たちの声は聞けるかな?それでは、このファイルをアップロードしたら出かけて来ます。皆様、よい週末をお過ごし下さい。


2020/10/01(Thu)
全校集会での校長の長いお話



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 メニューをいじって9月30日までここで、10月から新しいページにと思っていたのですが、まだ1ヶ月くらい引き延ばしてもいいかなと10月末までこのままにしてしまいました。
 今日は全校集会がありました。内容は、今月は特に委員会からの連絡もないので月初めの校長からのお話だけ。校長になったばかりの頃から意識していたのは、校長の話はできるだけ短く、記憶に残りやすい言葉で。なので、今までの学校では、毎月、「先月校長先生は何を話したかな?」と最初に問うと、子供たちが口々に答えてくれるのが嬉しかったものです。今日は、若松小学校の教育目標から一つ、と思って話し出したのですが、話しているうちに思い入れが次々と溢れてきて、話が止まらなくなってしまいました。で、何を話したかと言うと。。。。
 先月は、稲刈りや畑の作物の収穫を行いました。そこで、「稲刈りって、田んぼに何回行ったっけ?」と聞くと、「2回」とみんな答えます。そうなのです。苗を植えたときと稲を刈り取った時だけしか子供たちは行っていないのです。そこで、「お米って一回植えたら刈り取るまでほっといても育つの?」と聞くとさすがに水田や畑に囲まれた地域の子ども達。それまでの手間についてはよく知っています。「じゃ、お米でも畑の作物でもそこまで誰が育ててくれたの?」と問うと、ちゃんと、たくさんの人の手がかかっていたことを答えてくれました。そこでは、みんなが来られないことを知っててそこまで手をかけてくれた方達に感謝の気持ちを持つことが大事なのだとお話しました。
 さて、話はこれだけではありません。この写真の件ですが、メニュー「学校案内」の「校舎案内」でも書いていますが、ホールに大きく引き延ばして貼った「教育目標」「重点教育目標」「研究主題」です。これが、なぜここに貼ってあるのか、なぜ、教室にも貼ってあるのかについて話しました。それは、先生方がこんな子供に成長させたいという願いが込められたものだということ。また、教育目標は昨年改定されたので、これを作るのに携わってくださった地域の方々の願いがここに込められているんだということ。だから、いつでも気がついたら眺めてほしいんだと。そして、10月の様々な行事や活動の中で、関わってくれた人達に、学校に送り出してくれるお父さんお母さんに、学校で顔を合わせているみんなに感謝の気持ちを持つ、これが、教育目標の「思いやる子」に通じるんだよと。10月に行われるのは困難を感じないことが多い行事や活動かもしれないけど、みんなはコロナの脅威に打ち勝って勉強もここまで追いついたことがすでに困難を乗り越えているんだよとも。だから、今月は「思いやる子」という文字をよく見つめて欲しいんだ。とお話しました。だから、今月の話のキーワードは「思いやる子」なんだけど。
 やっぱりこうやって書いてみても話が長かったことがわかりますね(笑)


2020/09/30(Wed)
再び、卓球好きな子供たち



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 喉元過ぎれば・・・という感じでそのうち飽きるかなとも失礼なことを思っていました。子供たちは、以前書いた以上に熱心に卓球に向き合っています。休み時間だけでなく、それこそ、あと数分で下校バスが来るという時間でも卓球台に向かって行く子供たち。好きこそ物の上手なれ、と言いますが、本当についこの前よりも返し方が上達しているように思います。今度、中学校の体育の先生にでも指導に来てもらえたらいいな、なんて、休み時間の子供の遊びのために来てもらうのは贅沢かな、と考えてる自分がおかしく感じました。頑張れ子供たち!でも、下校バスの時間は守ろうね。


2020/09/29(Tue)
低学年ブロック集合学習



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 いつもと違って、大きな写真3枚載せてみました。校長ダイアリーは、「学校の様子」のような仕組みにしていないので、サムネイル(小さい写真)から見たい物を選ぶという形にしていないのです。たまにはこんな形もいいかな。2枚載せたい3枚載せたいってこともこれから出てくるでしょうから。
 今日は午前中、本校の1・2年生の2名が北檜山小学校に出向いて、北檜山小学校の1・2年生と図工の交流学習を行ってきました。最初の写真が、全員の前で自己紹介している二人の様子です。北檜山小学校の1・2年生は合わせると50名を超えるのに堂々と挨拶できました。この後は、みんなでダンボールで基地を作りました。本当は、完成写真も載せたいところですが、他校の児童が写っている写真は掲載できないので我慢我慢。写真の顔をぼかしてもいいんですけれど、なんだか顔を消されるのって私自身が好きじゃないのでやめてます。こうして、2年後に一緒に生活する子供たちと一緒に元気に活動している姿が見られると安心します。それまで、もっともっとここで経験できることを多くさせてあげたいといつもいつも思っています。


2020/09/28(Mon)
化石祭り     ?



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 先週、子供たちが採取してきた化石を玄関ホールに並べておきました。改めてよく見ると、葉の化石ってすごいものですね。石の上に単色で葉の絵を描いたようにきれいに葉の形が整っています。見つけた物は、ほとんどが葉の化石で、中には木の化石もあったようです。この葉が収まった石は、火山灰の固まった物で当時火山活動があった際に飛んできた火山灰が降り積もって辺りの木々を閉じ込めてしまったのでしょう。この火山灰が積もってできた岩石を堆積岩といい、小学校の理科でも、岩石を作る粒の大きな順に、れき岩、砂岩、泥岩という名前に分けられることを学習します。今回のように、火山の噴出物が積もってできた堆積岩を凝灰岩といいます。他に、生物の死がいが固まってできた石灰岩やチャートというものも。。。あ、また長くなりそうなので今回はこの辺で。
地球の歴史の一部を目で見て手で触れることができたことで、子供たちの心はどのように揺さぶられたことでしょうか。しばらく玄関ホールに展示していますので、どうぞご覧になりにいらしてください。


2020/09/25(Fri)
こだわりのフェイスシールド



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 いきなり本題です。写真にある二つのフェイスシールド、どちらが市販の物でしょうか。ぱっと見て区別がつきますか?
 答えは、右が市販の物です。じゃ、左側は?というと、今日の午後に予定していた交通安全啓発運動(「学校の様子」でも紹介)では、子供たちにフェイスシールドを装着させて実施しようと、以前から用意してあったのですが、手違いで一つ足りないと気付いたのが昨日午後のこと。なんとか代用品を探しましたが、そうそううまく見つかりはせず。そこで、本校4年生のRくんが「僕が作ってくるよ」と、本物と一緒にOHPシートを持って帰り作成してきたのが、写真左のフェイスシールドです。Rくんは手先が器用な子で、昨日紹介したペットボトルロケットも本人が黙々と完成させた物。手作りマスクの作り方を教わると、Tシャツのデザインに合わせた手作りマスクを作ってくるなど、あちこちでその器用さを発揮してくれます。今回も、リボン止めの部分もしっかりと再現して、そのままお店に並べてもいいような完成度のフェイスシールドを作ってくれました。
 子供の才能は、どこにどれだけ眠っているのかわかりません。こうして、様々なことを経験することで、その子の持ち味がわかってきます。Rくんにとっては、今回のコロナウィルス感染対策という社会だからこそ、経験できたフェイスシールドや手作りマスク作り。自分もできるよって子供は他にもたくさんいることでしょう。Rくんは、足りないと聞いて「僕作ってくるよ」と言って、その通り作ってきたことがえらいなと思うのです。気持ちと行動が伴っているっていいですよね。
 若松小学校の7人の子供たちは、それぞれに良い持ち味を発揮してくれる子供たちです。人数が少ないからこそ、埋もれることなく一人一人が目立ちます。そして、そのいい部分を伸ばしてあげられる学校です。閉校まで、たくさんの経験を通して、自分のいいとこ探しが一つでも多くできるといいなと思い、先生方は日々そんな教育活動を行っています。


2020/09/24(Thu)
夢は宇宙飛行士。。。?



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 今日紹介したい写真もあるのですが、私の個人的な趣味?で、昨日紹介できなかった写真を。学校の先生だとすぐにわかると思いますが、理科で扱うペットボトルロケットの打ち上げ風景です。私はすぐにキットを買って用意しようとするのですが、本校の担任の先生は手作りにこだわって子供と自作していました。確かにその方が子供は愛着がわきますよね。
ペットボトルロケットとは、(ロケットの形をどう作るかはおいといて)普通のペットボトル(角のある物は破裂の恐れがあるので丸い物)に水を入れて中に空気をどんどん入れて空気を圧縮させ、圧縮された空気が元に戻ろうと出口を求めてロケットの中の水を押し出す勢いで飛ぶ物です。だから、同じ形のロケットで実験した際には、空気を入れれば入れるほど飛ぶ力は強くなるのですが、これも水の量や飛ばすときの傾きで飛距離は変化します。また、形的には、尾翼の取り付け位置は、今回取り付けていたように後方で、その大きさも大きすぎず小さすぎずといった感じが飛距離がでるようです。だいたい1.5リットルのペットボトルに対し、水の量は350ミリリットルくらいがよく飛ぶようです。そこにどこまで空気を入れられるかですね。自転車用空気入れで3~40回程度が妥当なところでしょうか。今回は、電動ポンプで水を入れ、ペットボトルの口にはめたゴム栓が空気の力に押し巻けて水に押し出されて発射するという形になっていました。
 実は、この日は、授業を終えた1・2年生の2名も一緒に参加して飛ばしていたのですが、この4年生Rくん1名と、1・2年生2名は以前、水を入れずに空気だけでロケットが勢いよく飛ぶことを確認しています。それでは、なぜ水を入れるとよく飛ぶのでしょうか。それは、ロケットが発射する瞬間のスピードの差に違いがあるからです。発射する瞬間のスピードが速ければ速いほど遠くに飛ぶことは想像できますね。このロケットが発射する瞬間のスピードは、全体の質量をペットボトル本体の質量で割って、押されて出る水のスピードをかけることで導かれます。この計算の式を考えると、水のスピードが変わらないとしたら、ペットボトル本体の質量は変わらないので全体の質量が重いほど発射する瞬間のスピードが速くなることがわかります。それでは、水の出るスピードを速くしようと思ったらどうしたらいいでしょう。それは、空気をいっぱい入れて圧縮率を上げてやることです。しかし、あまり水が多すぎると空気が入るスペースがなくなってしまうので、圧縮率が上がっても水を押し出せなくなってしまいます。それで導かれたのが、さっきの適正量になるのです。そんなことまで小学校では勉強しませんけれど、そういう話をちょっとかみ砕いて話しておくと、子供は意外なところで思い出してくれることがあるんです。「あ、これどっかで聞いたことある」「あの時、先生言ってたことだ」なんてことがあるととっても嬉しい物です。と、ついつい長く書いてしまいました。今度から読みやすい長さを心がけます(o_ _)o


2020/09/23(Wed)
ここには何があった?



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 月曜・火曜の祝日もなく、作業の方々は頑張っていました。14日の写真と比べるとどのくらい進んだのかよくわかると思います。もうここに何があったのかわかる物はなくなってしまいました。プール本体があった場所は土で埋められ、更衣室等があった土台のコンクリートもすべて壊してどこかに運ばれていきました。16日の写真に見られる、解体作業に大活躍していた大きなショベルカーも昨日運ばれて行きました。もうどこから見ても、ここにプールがあったのだと気づける物は残っていません。こうしてみると、大きな建物だったように見えた場所も、それほど広い土地ではなかったんだなという感じです。
 さて、連休が終わって、今日も全校7名の児童が元気よく登校してくれました。今週は三日間の登校日と短いですが、内容は充実しています。今日は、午後から、稲刈り作業。明日は、農業センターでいも掘り。そして、あさってが、先週の金曜日から延期になった地層見学が午前中で、午後はトップページにもお知らせしている交通安全啓発活動が予定されています。ただ、心配なのは、今後の空模様。今日はいいのですが、明日から台風12号の影響もあり、実施できるかどうか。学習進度の遅れが取り戻されてきたので、どれも、本校だからこそぜひ体験させたい物ばかり。一つでも多くできることを望んでいます。


2020/09/18(Fri)
1・2年道徳「相手のことをよく知ろう」



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 今日、廊下から教室をのぞくと、1・2年生が道徳の授業中、すごろくをして遊んでいるではないですか。教室の戸を開けてのぞいてみると、すごろくのまん中には「じこしょうかい すごろく」と書いてありました。勝ち負けを競う物でなく、サイコロを振って進んだマスに書いてある指示に従って自己紹介をする、という物です。低学年はとても素直なので、書かれたとおりに一生懸命自分を語ろうとします。一緒に参加してる先生も、恥ずかしさも捨ててマスの指示に従います。だから、子供もそこに熱中します。
 もちろん、すごろくだけがこの時間の授業ではありません。その後は、相手のどんなことがわかったか、発表し合っています。つまりすごろくは自己紹介ですが、その後の発表は他己紹介を行っていることになります。ここで、自分のことを振り返り、他者にどう思われているか(自分が話したことの繰り返しにはなりますが)知ることによって、自尊感情を高めることに繋がっていくのです。また、相手を知ることによって、教育目標にある「思いやる子」にも繋がっていきます。
 おそらく、教育関係者の方は、「そんな授業いつもふだんからしてる」と思われる方も多いと思います。大切なのは、何を目指してその授業を行っているのか意識しているかどうかです。やらなければいけないから、やることが決まっているから、という理由で行っていては、子供たちに真の目的は伝わりません。教師が「最終的にこんな子供に育って欲しいんだ」という思いを持って行う授業は、子供の心に響くものです。このように、何気ない当たり前とも思える授業でも、しっかりと目的を持って積み重ることで、教育目標や、重点教育目標の達成に繋がっていくことになるのです。


2020/09/17(Thu)
非通知で中国語の電話が!



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 今日の業間の体力作りは、前にも紹介した縄跳びでした。本当は外で鉄棒の日だったのですが、雨が降ってきたので体育館で縄跳びです。私が見に行ったときは、ちょうど前回と同じ班毎に交代で後ろ回し跳びをしていました。その後、写真のように、全員でそれぞれに苦手な跳び方や記録を伸ばしたい跳び方の練習タイム。二重跳びや交差跳びなど7人7様で練習をしていました。この写真のあとは、全員で一列になって、縄跳びランニング。この縄跳びって、実は筋力をつける、持久力をつけるのに有効な物なんです。ただし、もうちょっと長い時間、継続して行うのが効果的だとか。最近知ったのですが、今は、エア縄跳びができるように、縄がついてないカウンター付きの縄跳びのグリップが売ってるようですね。足に引っかかることがないから、途中でやり直さなくても跳び続けられるところがいいようです。
 さて、いつになったら標題の話がって、私自身心配になってきましたので閑話休題。って、前段部が余談だったってわけじゃないので使い方間違ってますね(汗)。今日、午前中、スマホに電話の着信音が(正確には音は消してあるのでバイブの振動です)。画面を見ると非通知でかかってきています。普段だったら非通知じゃそのまま切ってしまうところですが、最近ちょっとどこから大事な電話がかかってくるかわからない状態だったので、心に迷いがありつつも「応答」ボタンを押して耳に当てた瞬間。「謝謝(シェシェ)」から始まって、録音された中国語でペラペラと早口でまくし立てられ、慌てて電話を切りました。ネットで「非通知 中国語」で検索してみると、やはり架空請求の詐欺の電話だったようです。何やら、大使館に荷物が届いているので送料を支払わなければならないということで、言われたとおりにボタンを押していくと詐欺が成立していたようです。って、中国語を知らないので言われたとおりにできるわけないんですけどね。何やら、在日中国人を狙っての詐欺のようです。皆さんも非通知電話には気をつけましょう。あ、これ、今月の学校便りの巻頭言のネタにしましょう(^^)v


2020/09/16(Wed)
とうとうプールの本体が....



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 毎回同じ方向からの写真の方が見比べやすいとは思うのですが、今回はこちらの方が見やすかったのでプール正面の側から写してみました。昨日の雨降りの中、作業員の方達はここまで解体作業を進めていたんですね。プールの本体がすべて壊されたというよりも、剥ぎ取られた感じになっていました。プールというのは、土に貼り付けたような薄い壁だったんですね。確かにちょっと頭を働かせたら考えつきそうなものですが、実際に目で見ると納得というより驚きを感じました。
 今日は雨が止んで晴れ間も見え、子供たちは声のトーンも昨日より一段高い感じがしたのは気のせいでしょうか。「今日、虫取りに行くんだ」「何捕まえたい?」「ギンヤンマ!」「捕まえたら学校で飼うの?」「ううん、逃がすの」そんな一連の会話を2年生のT君と朝に楽しみました。そういえば、遠足に行った時も、野原で捕まえたチョウチョや川の魚は、帰る前に逃がしていました。キャッチアンドリリースで生き物の命を無駄にしないようにしていた子供たち。だったら、捕まえない方が長生きしそう、なんてことはこの際考えないでおきましょう。この自然豊かな土地で、この子供たちが健全な心を持ったまま成長して欲しいなと感じた朝でした。


2020/09/15(Tue)
1・2年生とプログラミング



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 今日は、1・2年生の6時間目という時間をいただいて、プログラミング学習のプレ学習みたいなことをしてみました。使ったのは、私のスマホに入れたドローンプログラミング用のスクラッチタイプのアプリ。教室にドローンを持って行くと、2名の子供たちは興味津々で眺めます。「お兄ちゃん家の中で飛ばしてた」というMさんも自分では飛ばしたことはない様子。「自分で飛ばしてみる?」と聞くと、「難しそうだからちょっとなぁ」という雰囲気が伝わってきます。「そうだよね。先生も自分で飛ばすのは難しいんだけど、プログラムで飛ばすこともできるんだよ。それなら一緒にやってみる?」と聞くと、2名とも笑顔で「うん!」。体育館に行って、スマホだとちょっと細かくて見えにくいのですが、「ここからどう動かしたい?」「まっすぐ5m」「高く昇らせたい」「一回転できる?」という要望に合わせて、「どれ使えばいいと思う?」と命令語を探して付け足していきます。ある程度命令をつなげたら、プログラムのスタートボタンを子供たちが順番に押します。ドローンが離陸すると歓声をあげる子供たち。最初の思惑どおり動いた所は「やった」と喜んで、ドローンを追いかけて走り回る子供たち。「こうやって、一つ一つ命令を並べて動かすことをプログラミングって言うんだよ。」と伝えると「へー」という返事が返ってきました。今はまだ理解しなくても、こういう経験を積み重ねていくことで、「プログラミングって楽しいものだ」って思ってくれるといいなと願っての一時間でした。今回は、1・2年生ということで、私が主体となりましたが、そのうち高学年に、自分でプログラミングして思った通りに飛ばすという経験をさせてみたいと思っています。


2020/09/14(Mon)
寒くなりました



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 先週末のダイアリーにも寒くなったと書いたのですが、今朝はそれどころじゃないほど寒かったです。雪が降ったかと思うほど寒かった、と思ったら、家の中の窓が1枚網戸のまま寝ていました。寒いはずです。でも、我が家の猫は満足そうにそこから外を眺めていましたが。なんて冗談のように書いていますが、確かに半袖のワイシャツだと上着がないと肌寒いくらい。窓はもちろん閉めたままの一日でした。換気が(^^ゞ
 さて、これで3度目のプールの写真ですが、この通り、すっかり見通しがよくなってしまいました。このプール本体はどうなってしまうのか興味津々の毎日ですが、今のところはまだ手をつけられていません。こういう作業の進行を見るのも勉強になりますね。今日、1・2年生の子供たち2名と何気なくプールの話になったら、二人とも、ここで泳いだ経験があったということでした。プールが始まる前には、プール清掃にも参加したことがあると。懐かしい話です。自分達が使うプールを自分達の手で少しでもきれいにする作業を行おうとする取組。そんな経験をしている子供たちに、なぜか、「今、あのプールを見てどう思う?」とは聞けませんでした。


2020/09/11(Fri)
子供たちのマイブーム~卓球



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 昨晩、寝る前は扇風機回しとこうか悩むくら暑く、結局は止めて寝たのですが、今朝目が覚めた時の第一印象は「寒い!」でした。昨日までの暑さからこんなにも気温が違うと体調を崩す子供が出てこないか心配です。と、校長室で一仕事終えた頃に登校してきた子どもたちは、みんな元気でした。一番心配なのは、私自身ですね(笑)
 さて、今日の写真は、今年の子供たちのブーム、卓球をしているところです。長い休み時間や放課後、特に放課後なんかは、スクールバスが迎えにくる下校時刻の5分前くらいでも体育館に飛んで行くほど、はまっています。好きこそ物の上手なれといいますが、やればやるほど先生達も子供たちの上達に驚くほどです。きちんと卓球の指導をしてあげたら、きっともっと伸びていくことでしょう。自主的に楽しんで運動する子供たちの姿もいいですね。頑張れ子供たち。


2020/09/10(Thu)
業間体力作り(縄跳び)の様子



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 本校では、業間休みに体力作りや集会活動を行っています。今日の業間は、体育館で縄跳びをしていました。4月当初は、今年度から道教委主催の「どさん子元気アップチャレンジ」の「縄跳び」に登録して自分の記録を伸ばそう、と計画していました。しかし、この情勢で学校が臨時休業になり、再開してもすぐには通常の学校生活には戻れないことから、今年度の「どさん子元気アップチャレンジ」が中止になってしまったのです。それでも、自分達で体力作りを継続するのは大切なことだし、本校では体育館を広々と使えるので、縄跳びも普通にできます。前置きが長くなりました。ということで、今日は、後ろ回し跳びの自己記録に挑戦していました。という1枚です。他にも行っている体力作りの様子は、おいおい紹介していきます。
 さて、昨日紹介したプールの解体ですが、昨日の学校帰りにはもう屋舎の部分は完全に取り壊されて無くなっていました。今日は、プール周囲のブロック部分を解体していますので、次に紹介するときは本当に何もない状態かもですね。更地になれば、閉校式の駐車場に利用できるかな?

 今日はもう一つ、このホームページのバージョンアップをしてみました。これまでは大きさが固定だったのですが、大きな画面で見るほど、大きく見える。なんて、本来だったら当たり前のように感じますよね。ということで、その当たり前になるようにしてみました。タブレットやPCでご覧になっている方には恩恵が感じられると思います。また、スマホサイズの際に、トップページに戻る方法がなかったので、メニュー「学校案内」のサブメニューに「トップページへ」と、サブメニューを設けました。もう一つ、「学校概要」に「校 歌」のページを設けました。音も聴けるようにしましたので、ぜひご覧になってみてください。


2020/09/09(Wed)
プール解体作業の様子その2



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 今日は書きたいことが別にあったのですが、お昼にちょっと学校の外に出て驚いたのでこの写真を紹介します。先週の土曜日は、プール屋根の鉄筋の骨組みを解体するのに大きなクレーン車が来ていました。一週間後の土曜日にはどのくらい進んでいるかな、なんてのんきに考えていたら、土曜日にはもう何も残ってなさそうな勢いで解体が進んでいました。なので、あわててスマホで一枚。作るのは大変な日数がかかりますが、壊すとなると早いものです。
 壊すといえば、Destroy。ということで、書いている最中に思い浮かんだのが、1976年に発表されたアメリカのハードロックバンド、KISSのDestroyer(邦題:地獄の軍団)というアルバムです。当時中学2年生の私は、毎朝このアルバムを聴いてから学校に登校するほど夢中になっていました。1曲目のデトロイト・ロック・シティ。この曲のイントロが始まると眠気は一気に吹き飛びます。ということじゃなくて、この曲で私は当時、デトロイトという都市が自動車産業で成り立っている都市だということを覚えました。全ての曲がそうだとはいいませんが、このように音楽から得る知識という物もあるのです。昨日は、クラシックが好きだと書きましたが、クラシックも好きな曲があるとその作曲者が気になって時代背景や使われた楽器の種類など興味が続いて、それが知識となり思わぬところでそれが生かされたりするものです。音楽だけに限りません。自分が好きな物を見つけると、そこから世界が広がっていくことは楽しい物です。そんな楽しみを子供たちに持ってもらえたらいいな、と思うのです。


2020/09/08(Tue)
全校音楽授業



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 昨日は、全校書写の様子でしたが、今日は全校音楽の授業の様子です。私が観に行ったときは、私も大好きなパッヘルベルの「カノン」の合奏練習中でした。1・2年生の2名が鉄琴。4~6年生の5名がリコーダーという編成でした。指導は青木先生で、ピアノ伴奏です。まだ練習は途中までですが、なかなか素敵な演奏を聴くことができました。これもどこかでお披露目できるといいですね。
 私も大好きな、と書きましたが、いつも学校便りの巻頭言では、70年代や80年代の洋楽を本文の内容に合わせて(合ってるのかな?)紹介しています。でもクラシック、特にバロック音楽やそれ以前、つまり古楽が好きでよく聴いています。と言いながら、一番好きな曲は、ブラームスの交響曲第1番だったりするのですが。子供たちにもいろいろなジャンルの音楽と接して、自分の好きな音楽を見つけて欲しいなと思っています。以前も書いたとおり読書もそうですが、音楽は感受性を豊かにしてくれるものですから。皆さんのお好きな音楽はどんなものですか?


2020/09/07(Mon)
全校書写授業



20200907
 本校は、教頭先生が担任を持っているため、3学級あっても職員数はぎりぎりです。法的に校長は授業を持ってはいけないので、先生方は常にフル稼働です。そんな中、今日は先生が一人お休みだったので、教頭先生が午前中の2時間を全校書写の授業を行いました。例年、全校で取り組んでいる「税の書道展」に出品する作品を、各学年の課題に合わせて取り組んでいました。こういうことができるところが、小規模校の小回りの利く点です。全校体育で新体力テストの測定ができたり、それぞれの学年で学習する楽器に合わせて全校音楽で合奏の連有をしたり、常にとうわけにはいきませんし、このような書写の授業では個々の取組になりますが、全校で同時に行えることは子供たちにとっても、上位学年の子どもが下学年の子どもに、直にお手本を見せたり、手を差しのべたりできるいい機会でもあります。これからも、子供たちのいい関係が築ける取組を大事にしたいなと思っています。
※ 先日も書いていましたが、本来、同じ職場の職員に、「先生」と敬称つけて呼ぶのは大人の社会では非常識となっています。まして校長先生や、教頭先生という二重敬語も同じです。しかし、本校HPについては、子どもの目にも触れることから、あえて子供たちが呼ぶように、先生という敬称をつけて本稿を記載しています。


2020/09/05(Sat)
プール解体の様子



20200905
 土曜日は更新しないと書いていたのですが。今朝、家の窓から見た隣のプールを見て、これは記録に残しておかないととiPhoneを手に取って一枚。
 解体されるってわかってたのですから、せっかくの若松小学校プールの解体作業前の写真も残しておけばよかったなって後悔するもすでに遅し。
 今日は、大きなクレーン車が、写真向こう側のプール屋根の骨組みが落下しないように支え、骨組みの解体作業が始まりました。また、一週間後に、作業がどこまで進んだか報告したいと思います。
 それにしても、今日は暑いです。昼間、ほとんどこの窓からは雲が見えない青い空を見ながら、私が信頼している日本気象協会の天気予報サイトを見ると、せたな町はこの時間、「小雨」の表示。え?ついでに、yahooのお天気サイトでは「曇り」マーク。これは、と思いあちこち探すと、自ら「一番当たる」表記しているウェザーニュースのサイトに「晴れ」マークが出ていました。だからどうした、というわけではないですが、ネットの情報を一つ見て真偽を確かめずに鵜呑みにするのはいけないな、と実感したところです。
 さて、土曜の午後は、久しぶりにキース・ジャレットのサンベア・コンサートにでも浸りましょうか。


2020/09/04(Fri)
図書の木



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 これまで本校では、体力作りの5分間走の記録を、子供たち自身で記入して視覚化していました。なかなか読書をしないという課題から、こちらも実態をつかむためにも視覚化できないかな、と年度当初に提案したところ、青木先生が一人一人の「図書の木」を掲示板に貼ってくれました。読んだ本を記入した葉を、一冊につき一枚ずつ貼って、一年間でどれだけ読めたかを視覚化するものです。たくさん読んでいる子と、絵本でも一冊。超大作の小説でも一冊となるので、なかなか葉の数だけで比べることはできませんが、それぞれに達成感や、課題を感じてくれるといいですね。良い本と出会えると、視野が広がり知識や語彙が豊富になり、思考能力も身に付いてきます。また、作者、いわゆる人生の先輩のお話を聞く、ということに繋がります。いつから始めても遅くはありません。生涯に一冊でも多くの本に触れ、感動を味わう機会を増やしてほしいなと思っています。
 さて、昨日は一学期の行事を入学式から終業式後の学校キャンプまで公開し、今日は、豊富な写真を用いて校舎案内のページを作成し、「学校案内」のコンテンツも増えてきました。「こんなページも増やしてほしい」、「こんなことも知りたい」という希望がありましたら、ぜひその声を届けていただけたら嬉しいです。


2020/09/03(Thu)
今年の中間収穫報告



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 本校では、毎年、せたな町農業センターが持つ畑の一部をお借りして、数種類の野菜を植えさせていただいています。学校から歩いて2㎞ほどあるので、ちょくちょく歩いて草取りをしたり、収穫をしたりこまめなお世話はできません。そこは、農業センターの方に甘えているのは事実ですが、月に1度は時間をとって様子を見に行っています。本来は明日の予定だったのですが、「明日は雨が降りそうなので」という農業センターの担当者Aさんからの提案もあり、今日の3~4時間目に収穫作業に出かけて来ました。ありがたいことです。
 これまでも、なすびなど、子供たちが行けない時期に収穫できそうな野菜を何度か農業センターの方に持って来ていただいたり、臨時休業にあわせて職員が収穫に行っていました。なので、今年植えた作物がこれで全部というわけではありませんが、まずまずの収穫量でした。今日収穫した物は早速全員で分けて家に持って帰りました。今年は、なかなか生育の悪い作物もあり、「来年は、もうちょっと水はけがいい場所でやってみましょうか。」というAさんの提案もありました。来月もみんなでお邪魔しますので、よろしくお願いします。
 この農業センターのAさんですが、なんと、私が初めて教頭として赴任した学校の子どもでした。わざわざ、子供たちと農業センターに行く前に、「お久しぶりです」と、私の家に挨拶に来てくれるほど律儀な立派な青年に成長してくれていました。こういう姿が見られるのが教員として何より嬉しいことです。


2020/09/02(Wed)
明日から新たな目標に



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 今日は、学校が休みなので朝からホームページを最初から書き直してみました。どこが間違っているのか探すよりも、一つ一つ動作を確認しながら書き進めていった方が早いかなと思ったからです。なんてことをしながら、途中で思いついて、ものすごく地味な改変なんかしてみたり。これがまた楽しいんです。プログラムは、自分の思ったとおりに動き出すと、ものすごい達成感があるんです。だから、子供たちにもプログラミング教育楽しんで欲しいんです。と、一段落ついたら、あっという間に10時間もたってました。一応昨日完成した、と思ったところまでは、PC内ではきちんと動いてくれているのですが、サーバーにアップしたらどうなるでしょう。また、動かなかったら、サーバー替えてみようと思います。無料のレンタルサーバーじゃ、思い通りの表示が出来なかったので月に100円のサーバーを借りてみましたが、その価値はあるかな?
 さて、今日から、プールの解体作業が始まったようです。ここのプールで水泳授業を行った卒業生の皆さんにとっては、とても寂しい思いのことでしょう。それでも、今ここに通っている子供たちには、いっぱい楽しい想い出を残してほしいので、明日からまた次の目標に向かって頑張っていきたいと思います。


2020/09/01(Tue)
若松小学校運動会を体験して



20200901
 これまで様々な学校で運動会を経験してきました。どこの学校でも似たような競技が定番となってはいるのですが、それぞれに特徴があって楽しんできました。やってる間は夢中で過ぎてしまうのですが。しかし、今年のように、特殊な条件のもとでの開催。それも来たばかりの学校で!これは、もう、去年いた先生方に頼る以外ありません。私からお願いしたことは、行事の紹介でも書いたとおり、「本校からコロナを出さない、広めない」という大前提でした。途中でほんのわずか口を挟むことはありましたが、この運動会を作り上げてくれたのは、本校の職員達。そして、本番のほとんどの進行を行ってくれたのは保護者や地域の方々でした。マスク持参、手指の消毒、そして密にならない。大声を出さない。こういった条件の中で参観者の方々が、子供たちをとても温かい目で見守り、そして応援してくれたことに感謝です。子供たちも、当然この期待に応える頑張りを見せてくれました。
 こんな形での運動会はきっと一生で一番の想い出に残る運動会でしょう。ただ一つ、閉会式の最後に、クジ引きを行った際に、観客席から、身じろぎもせず、くじを引く私の方をじっと見つめ続ける視線が多かったことには、ちょっと恐怖を感じました(笑)いいえ、これもまた楽しい一時でした。来年も、このクジ引き、バージョンアップさせたいな。これまでの準備にお手伝いいただいた保護者の皆様、物心様々な面でご協力をいただいた皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 アライグマは無事に罠から抜けられたのでしょうか。。。


2020/08/31(Mon)
若松小学校HPスタート



20200831
 今日から、若松小学校HPの試験運用を開始しました。まだまだコンテンツも充実していませんし、メニューに入れたい項目も定まっていませんので、完成までもうしばらくお待ちください。PCで見る分には私の理想的な形になりましたが、スマホでは妥協するしかなかったです。ここが、個人の技術の限界というものでしょうか。その分、内容で楽しんでいただけたら幸いです。
 さて、明日は、8月30日(日)から延期になった運動会本番の日です。写真は、本番前最後の練習で全校リレーを行った時の写真です。アンカーの二人がゴール前最後のストレートに入ってきたところです。練習でも力を抜かず精一杯頑張っている姿が頼もしいです。今年度の運動会は、コロナ騒ぎで実施を諦めていましたが、なんとか開催にこぎ着けることが出来ました。それでも、内容を精選し、消毒を念入りに行い、密にならないようにしながらも、従来どおり、地域有っての若松小学校運動会ということで、ご参加いただいた皆さんにも最後まで楽しんでいただける企画も用意してあります。「本校からはコロナ感染者を出さない」を徹底しながらも、「今年も若松小学校の運動会に来てよかったな」と帰っていただけたら何よりです。
 それでは、これからも本校HPをどうぞよろしくお願い致します。


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